色々ありすぎた

　
　次女に会うために

　先々週から

　１０日間ほど、

　オーストリアにある

　主人の実家に行ってた

　主人と長女が

　帰ってきた。

　
　
　震災があって

　原子炉のことが

　問題になってから、

　ロシアの寄宿舎で

　一人

　離れて暮らしてる

　次女が、

　情緒不安定で

　ウィーンの祖父母の家で

　面倒みてもらっていた。

　
　寄宿舎で、

　チェルノブイリに関する

　怖い話を

　散々聞かされて、

　日本や

　私達家族の

　身を案じるばかりに

　体調を崩して

　しまっていた次女。

　〝皆が（家族）こっちにくるか、
　私が日本に帰るか！〟と
　
　ヒステリーをおこしてた。

　　
　体のことがあって、

　私は

　断腸の思いで

　行くのを断念したけど、

　父親と姉に会い、

　次女は漸く

　落ち着いた様子。

　
　こんなことがあって、

　一度は

　家族会議で決めた

　日本に骨を埋める覚悟も、

　一瞬

　ぐらついたけど。

　もう、

　嫌というほど

　じっくりじっくり

　話し合って

　決めたことだし、

　やっぱり

　日本で暮らしていくということを、

　改めて

　確認しあった。